清水北山好会

2023.04.29(土)
天滝(兵庫県養父市) てんだき(約550m)

軽キャンの旅をしている。今日は山陰の5日目。
地図を見ると、氷ノ山とかハチ北など、若いころスキー雑誌などで見たことがあり、名前だけは知っているスキー場の近くに来ているようだ。
氷ノ山は樹氷が見られることから、西の蔵王とも言われていたので、どんなスキー場か行ってみることにした。
「氷ノ山国際スキー場」「ハチ高原スキー場」を見て、氷ノ山の西側の「わかさ氷ノ山スキー場」にも行ってみようと、県道48号線を西に向かって走っていると「天滝→」の表示が見えたので寄ってみることにした。

(画像はクリックで拡大します)
天滝登山口
天滝の案内板

天滝の駐車場で説明版を読んでみると、日本の滝100選にも選ばれている落差98mの名瀑らしい。滝まで1.2km、片道40分とある。
1.2kmなら大したことはない。40分はかからずに行けるだろうと思って行くことにした。駐車場には高校生ぐらいの青年が3人準備中だったので安心だ。
しばらく進んでこれは40分はかかるかも? と、納得した。階段の連続だ。水平道はほぼない。

最初の滝
階段の連続
糸滝
花が手向けてあった
久遠の滝
無名の滝
夫婦滝
鼓ヶ滝

しかも、左側は深い谷底、足を滑らせて落ちたらただでは済みそうにない。誰か落ちて亡くなったのか花が手向けてある所があった。
途中、名前が付いている滝が幾つかあったが、大した滝ではなかった。

天滝
観瀑台の三社権現

最後に「鼓ヶ滝」の赤い橋を渡って岩陰から覗くと、突然、天から落ちているような巨大な滝が目に飛び込んで来た。
真下まで来ないと全く見えない滝なので、見た瞬間の驚きは半端ない!!

思わず「おー! これか。すげー!!」

その名の通り、天から降ってくるような滝だ。
その昔、弘法大師も感動され「この地こそ仏陀の我に恵み給いし聖地」と言われたという伝説が残っているらしい。
観瀑台には三社大権現のお社がある。
また、滝への原生林に囲まれた遊歩道は「森林浴の森日本百選」になっているそうだから、一度に2つの「〇〇百選」に出会えたことになる。

滝から先800mで「俵石」更に1.3kmで「杉ヶ沢高原」になるらしいけど、滝から先には人が行ってなさそうだし、80過ぎの爺さんが1人で行って、途中で倒れていても誰も発見してくれそうにないので諦めた。

今日は氷ノ山を半周、トータル204km余り走って「道の駅はわい」で車中泊となった。

こちら記事もご覧ください。
https://gpswalking.jp/

2023.04.29
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