白山も紅葉には未だ早いがどうなっているだろうか。
数日は好天が続くとの予報だったので、早速27日朝早く自宅を出る。
あらかじめ計画を綿密に立てたわけでもなく気楽な登山。とりあえず観光新道から室堂-大汝峰を目指すことにした。
●8:00 別当出合登山口発
平日なので規制もなく別当出合登山口まで自家用車でこれるのがよい。登山口付近の木々も未だ紅葉には早い。オオカメノキの赤い実や周りの景色を見ながら観光新道を登り始めて暫くで、頭上にサルナシの実がぶら下がっているのを発見。
一つ採って食べてみると熟して甘い。写真を撮っていると下から老夫婦が上がってきた。「それは何ですか?」と聞かれたので「キウイの仲間のサルナシです。甘くておいしいですよ」と二つ採って差し上げた。「あら、おいしーい。山の幸をありがとう」神奈川からきた方だった。
●9:00 越前禅定道との分岐着
ここからの尾根道にはオヤマリンドウが咲いていたがそれ以外は花も終わってゴゼンタチバナは赤い実をつけている。振り返れば7月に通った慶松平から指尾山-市ノ瀬と続く越前禅定道。殿池ヒュッテが見える岩のところで休憩して目の前の白山釈迦岳を眺める。ヒュッテ-蛇塚-と過ぎ黒ボコ岩。弥陀ヶ原に出ると頂上が眼前に広がる。
●11:30 室堂着
当日受付は午後1時半からの張り紙があって受付にだれもいなかったが小屋の人が出てきた。「予約してないと駄目なんでしょう?」というと「いいえ。でも電話一本頂けたらありがたいです」昔のことを思い出して「食事はカレーライスですか?」と聞くと、「いいえ。ご飯とおかずです」の回答。もう20年以上泊まったことがなかったので、(改装もされたようだしどんなサービスかな)と急に泊まりたくなって「じゃー夕・朝食付きで」と申し込む。大汝峰へ。
●14:00 御前峰頂上着
この時刻になると登山者もたまにしか上がってこない。のんびりと景色を楽しむ。
●15:30 室堂帰着
7200円也払って手続き終了。5時の夕食まで時間があるので持参のビールの後は酒を買う。酒もビールも500円だが缶は持ち帰り。夕食のおかずは魚系か肉系か選べたのでサービスは良くなっているが結局酒代に2000円の支出。やはり泊まりは高くつく。
消灯は8時だが酔っ払って7時前に就寝。夜中のトイレ時に空を見ると星が出ていた。
翌朝 午前4時起床
●5:00 久しぶりに頂上でご来光をみるために小屋発。
ヘッドライトが電池が少ないためか明かりが弱々しいが徐々に空が明るくなるので支障なく頂上へ。
●5:45 御前峰頂上着
厚いガスが頂上より高い所にあってどうもご来光は期待できない雰囲気だし、日の出までは時間があったので霜の降りている岩の上でコーヒーを沸かす。
熱いコーヒーをすすりながらのんびりと空を眺めるこのときがたまらない時だ。
●6:00 日の出の時刻を過ぎたがガスで見えない。
三方崩山方面をじっと見ている人の数が徐々に少なくなってとうとう誰もいなくなった。
座っている岩の横にねずみのような何かが動く気配。よく見ると小鳥が走っている。3メートルほど先の岩に留まって動かないのでパチリ。
カワガラスと体型がそっくりだが色が違う。なんという鳥かなあ。
●7:30 朝食
●8:30 室堂発
ガスもおおかた霧散して良い天気だ。展望コースから帰ることにして秋色の弥陀ヶ原を観察しながら降りる。朝露が草木に輝いている。花々も枯れ実を付けたものもつけないものもやがて厳しい季節を迎える。
人生も華に例えられることを思わずにいられない愁色の世界だ。
●12:00 別当出合登山口着
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