ようやく温かい春らしい天気になったので、今年初めての文殊山へ行ってきました。
今日は1日中天気が良いという予報だったので、独り者は洗濯機を2回廻して、干し終わったら、もう11時近くになっていました。
いつものように、コンビニ弁当をポイントで買って、さあ出発。
文殊山の二上登山口の近くでは、北陸新幹線が北陸自動車道の上を跨いでの工事が進んでいます。素人目には、もう殆ど工事が終わっている感じです。後は架線を張れば良いだけのように見えました。
新幹線の工事のお陰かどうか分かりませんが、登山口には立派な駐車場とトイレができています。それが殆ど満車状態でした。この山は福井では人気の山です。
登り始めて間もなく、大文珠まで45分の案内。近くには大木まで育ったコシアブラがありました。ここまで育てば若芽を摘まれる心配もありません。
この辺りで、74歳のお婆さんと一緒になり話ながら登ります。
水場の手前から急登の近道が乾いていそうだったので、そちらへの方へ行きました。ところが乾いていたのは初めの方だけ。次第にどろんこの道になってきました。
一緒に登って来たお婆さんも次第に遅れ気味。
「コロナで2年間ほど、どこにも行っていなかったのでシンドイです」とのことでした。
まだ花はオウレンとショウジョウバカマが少し咲いているだけでした。ショウジョウバカマも咲いたばかりで茎が短いです。
12時20分、小文殊の広場到着です。
お尻が冷たくない木製のベンチに腰かけて昼食を食べていると、例のお婆さんが追いついてきて、大腸がんを患って手術をしたこと。手術後、百名山を目指して2年間でもう70座も登ったこと。北海道へ一人で車で行って、車中泊しながら北海道の山を幾つも登ったことなど、話が尽きません。
ふと、上を見上げるとコブシの蕾が少し膨らみかけていました。
話好きのお婆さんのお陰で、退屈せずに奥の院まで来ました。(13:32)
暫く休憩して、お婆さんと別れて下山しました。帰りは滑らないように本来の広い登山道を下りました。
トイレの足洗い場で靴の泥を落として、今年初めての山歩きは終わりました。
所要時間:3時間14分。1日の歩数:10、966歩、3METs以上の歩数:6,029歩、エクササイズ量:2.9Exでした。
データはシャープのスマホに標準で付いてきたアプリ「からだメイト」によるモノですが、その説明によると
METs(メッツ)とは、身体活動の強さが安静時の何倍に相当するかを表す単位で、座って安静にしている状態を1METsとすると、普通歩行(毎時4km)は3METsに相当します。本機の歩数計では、過去1分間の歩行状態を1~5METsで表示します。ということです。また、
3METs以上の歩数というのは、歩幅約70cm以上で毎分100歩歩く強さ、または毎時約4kmの歩行が、3METsの歩行の目安とされています。ということですが、水平方向の移動速度だけを計算しているらしく、山登りのような坂道を歩いている運動量は全く考慮していないようです。
従って今日の3METs以上の歩数は6029歩にしかなっていません。エクササイズ量も2.9Exでしたが、自分の感覚では、もっと運動量があったように思います。
日野川堤防を1万歩歩いても4.5METsほどになるので、それより遥かに強い運動量だったと思っていますので、アプリの計算方法に問題があると思います。
Wikipediaによると
- 3.0METs - 普通歩行(平地、67m/分、犬を連れて)
- 3.5METs - 歩行(平地、75~85m/分、ほどほどの速さ、散歩など)、楽に自転車に乗る(8.9km/時)、階段を下りる
- 4.0METs - 自転車に乗る(≒16km/時未満、通勤)、階段を上る(ゆっくり)
- 6.0METs - スコップで雪かきをする、ゆっくりとしたジョギング
- 6.5METs - 山を登る(0~4.1kgの荷物を持って)
と、なっていますので、登りは1時間で6.5METs。下りは3.5METsぐらいだったのではないかと思います。